我が社のすごい技術

【一押し製品】  卓上型糖度計 型式:ST77A


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  光を使って果物などの糖度を非破壊で測定する装置で、センサーヘッドに果物を載せるだけで「秀」「優」「良」「格外」の4段階に分け、瞬時に糖度を液晶画面に表示する。 測定時間は1秒たらず。事前に設定した値に応じて赤ランプ「秀」や緑ランプ「優」などが点灯して高齢者や子供でも使いやすく、1時間に700〜1000個の選果も可能だ。

  さらに、果物生産者の使用する期間は1〜3ヶ月程度の短期間のためレンタルでの利用も可能とした。 りんご、梨、もも、トマト、みかん、マンゴー、柿、いちごなどに対応している。

【使われている技術】 分光分析技術

卓上アマイカと相関図

  光を用いて糖度を計測するには近赤外線という光を用いる。この光は人間の目には感知できないが、生体を透過する性質を持っている。  従って、この光を生体に当て透過してきた光の量を調べる事で内部成分の量が分かるしくみだ。

  糖度を非破壊で精度良く計測するためには、光の波長毎の光量を正確に測定する技術と、光量から糖度算出に使用する果実毎の「検量線」の精度が影響する。 当社は市販されている分光器(光を波長毎に分ける光学機器)では精度向上に問題があるため、糖度計専用の分光器も自社開発した。

  さらに親器で作成した「検量線」を他器へ複製すると著しく精度劣化をもたらすが、研究開発の結果、あらゆる果実を用いても実用上問題ないレベルまで改良した。 そして、未果実の計測結果の平均誤差は0.5Brix以下と高い精度を達成した。 従って、1台の糖度計にトマト、リンゴ、桃などの検量線を利用者毎に入れてレンタル利用する方法も可能になった。

企業名     株式会社 アステム

所在地     川崎市高津区溝口2−14−6シマヤビル

電話番号    044−833−8453

URL      http://www.astem-jp.com/

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