理事長あいさつ

地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所
理事長 鈴木 邦雄

 
 

 神奈川県立産業技術総合研究所(産技総研、KISTEC)は、「県内中小企業を中心とする産業界から信頼される試験研究機関として、イノベーションの創出を支援し、県内産業と科学技術の振興を図る事により豊かで質の高い県民生活の実現と地域経済の発展に貢献」することを基本理念としています。平成29年4月1日、神奈川県産業技術センター(産技C)と公益財団法人神奈川科学技術アカデミー(KAST)は発展的に統合し、基礎研究から事業化までの一貫した支援を行う地方独立行政法人としての新たな歩みを始めました。

 産技総研では産技CとKASTで実施していた事業は基本的に継続しています。具体的には、「研究開発」、「技術支援」、「事業化支援」の3事業を推進するとともに、中小企業等の研究開発力の向上を図る「人材育成」や産技総研が持つネットワークを活用した大学と中小企業等とのコーディネートなどを行う「連携交流」を加えた5本柱でお客様そして地域の皆さまに貢献します。また、県が実施する政策課題にも様々な側面から支援します。

 新しいカタチの公設試を最大限に活用していただくために、「魅力ある産技総研へ」という言葉に集約できる成長・展開をいたします。「魅力ある産技総研へ」は、①お客様にとって魅力ある公設試・研究所(技術と信頼を高める)、②地域社会との魅力ある協働(社会連携と安心安全につなげる)、③魅力あり、働きやすい職場(働きがいの向上)の3つのカテゴリーにまとめています。

 公的機関に対して、社会への還元が問われることが多くなっており、日常的な活動・着実な事業推進を通じて社会課題解決への貢献を高める必要があると認識しています。さらに、オープンイノベーションの流れも追い風に技術支援・研究支援・人材育成等の業務を進化させるなど、「魅力ある産技総研」への成長・展開を推し進めることが、業績向上にもつながると確信しております。

 これまで以上に地域の経済界や県民の皆様に貢献したいと願っております。役職員一丸となって頑張りますので皆様方の一層のご指導・ご支援・ご活用を何卒宜しくお願い申し上げます。