有機薄膜太陽電池最新の動向コース

終了しました。多数、ご参加いただきありがとうございました。

有機薄膜太陽電池最新の動向コース
日時 平成24日(木)
*1日単位の受講も承っております。
先着順にて承ります。
受講料 無料
募集人員 60名
開催場所 かながわサイエンスパーク(KSP) 西棟7階会議室

企画趣旨

 低炭素社会の実現に向けては多くの開発課題が挙げられていますが、とりわけ有機系太陽電池は、従来型シリコン太陽電池に比べ、製造時のCO2排出量が少なく、原材料の資源的制約も少ないうえ、カラー化・フレキシブル化・大面積化・高速印刷製造が可能であり、低価格化できる可能性を有しています。
 本講座では最先端研究開発支援プログラムの下、最近特に注目を集めている有機薄膜太陽電池分野において、実際に研究開発を進めておられる方や、プラスアルファの知識を求めておられる方を対象に、有機薄膜太陽電池の現状について、電気特性評価、構造評価、耐久性といった観点からご講演いただきます。

お申込み

申込要項をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。
下記お申し込みフォームまたはFAX(044-819-2097)で受け付けております。
FAXでのお申し込みの方は、下記詳細パンフレット(PDF)のお申込書をご利用下さい。

  • 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りいたします。
  • 募集人員を大幅に超えた応募があった場合は、選考させていただくことがあります。
  • 申込締切後でも、定員に余裕がある場合は申込を受付けられる場合がございますのでお問い合わせ下さい。
【個人情報の利用及び提供の制限】
  • 申込書にご記入いただいた個人情報は、当財団の事業等に関する情報の提供や参加者募集の案内等の範囲内で利用又は提供いたします。
  • 個人情報は、取り扱い目的以外に利用したり第三者に提供することはありません。

ご好評につき定員に達したため、お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。

カリキュラム内容

有機薄膜太陽電池 最新の動向
➊  「有機薄膜太陽電池の研究開発動向」 13:00~13:50
独立行政法人 産業技術総合研究所 太陽光発電工学研究センター
先端産業プロセス・低コスト化チーム 研究チーム長  吉田 郵司 
プリンタブル、フレキシブル、カラフルなどの特長を持つ低コスト製造可能な次世代型太陽電池、有機薄膜太陽電池の研究開発が注目を集めている。特に、実用化の目処となるセル効率10%を達成して以来、実証実験が始まるなど研究開発が加速している。
本講演では、国内外の最新の研究開発動向について、その研究戦略と併せて概説する。
➋  有機薄膜太陽電池の構造・電子物性評価  14:00~14:50
筑波大学 数理物質系 物理工学域 講師  櫻井 岳暁 
近年研究開発が急速に進展する有機薄膜太陽電池における構造・電子物性制御は、太陽電池特性の改善に向けた最重要課題の一つと捉えられている。しかし、有機半導体物性の物理的解釈は困難であり、専らデバイスを用いた評価が先行している。以上の背景より、我々は単色性、エネルギー選択性に優れた放射光を利用した計測法を利用し、有機薄膜の構造・電子物性がデバイス特性に及ぼす影響について詳細に研究を進めてきた。本講演では、①有機/電極界面電子物性の紫外光電子分光法による評価、②高分子系太陽電池の放射光X線解析による構造物性評価に焦点を当て、得られた結果や課題について紹介する。
➌  マイクロ波法によるデバイスレス有機薄膜太陽電池評価  15:00~15:50
大阪大学 大学院 工学研究科 助教  佐伯 昭紀 
 バルクヘテロジャンクション型の有機太陽電池がフレキシビリティー・大面積化・低コストなどの点から、近年注目を集めている。しかし、有機であるがゆえに多様な化学的・物理的構造を有し、合成・精製方法や構造的な理由から、電荷キャリア・エキシトンのトラップサイトとなる不純物や構造欠陥が多く含まれる。デバイスとしての性能はこのような多くの因子が複雑に関係し、デバイス性能評価だけでは不明な点が多い。本講演では光励起・時間分解マイクロ波伝導度法(Flash-Photolysis Time-Resolved Microwave Conductivity: FP-TRMC)を用いたデバイスレス有機薄膜太陽電池の特性評価について紹介する。
➍  有機薄膜太陽電池の耐久性とJXにおける最近の取り組み  16:00~16:50
JX日鉱日石エネルギー株式会社  担当マネージャー 朝野 剛 
 有機薄膜太陽電池は、シリコンなどの従来の太陽電池に比べ、高価な製造装置を必要とせず、簡便な塗布プロセスで製造できるため、低コスト太陽電池としての期待は高い。また軽量で、曲げられるため、モバイル電源として持ち運んだり、曲った壁や屋根、あるいは窓に貼ることもでき、従来の太陽電池に比べ、用途が大きく広がることが期待されている。しかし、実用化に向け、耐久性や変換効率の更なる向上は必要であり、重要な研究開発課題である。本講演では、JX日鉱日石エネルギーでの開発状況を中心に、有機薄膜太陽電池の耐久性について解説する。
➎  KAST有機系太陽電池評価PJ実験室見学  17:00~17:20
希望者のみ
➏  KAST高度計測センター見学  17:25~17:50
希望者のみ

*やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。

開催場所

【3/8】 かながわサイエンスパーク(KSP) 西棟7階会議室
(川崎市高津区坂戸3-2-1)
◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
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主催

財団法人 神奈川科学技術アカデミー

問い合わせ先
教育情報センター 教育研修グループ
TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097
E-MAIL : ed@newkast.or.jp