「塑性加工基盤技術」コース開講

~塑性力学の基礎、金属材料の塑性変形と降伏応力、変形抵抗~

終了しました。多数、ご参加いただきありがとうございました。

開講期間

平成23年10月24日(月)・10月25日(火) 計2日間 *1日単位の受講可

申込締切

受け付けは終了いたしました。

定員

15名

対象者

企業・研究機関に所属する技術者・研究者で、塑性加工分野における実務経験を3~10年程度有し、ある程度の工学の基礎知識を持つ方。金属材料の開発・評価試験等の業務に携わる方。金属加工における新しい制御方法等の開発に携わる方

参加費 (消費税込)

全日程(2日間受講) 受講料
A 神奈川県以外の企業 38,000円
B KAST法人賛助会員 30,400円
C

神奈川県中小企業
(事業所が神奈川県内にあり、資本金が3億円以下 または企業全体の従業員が300人以下である企業 )

30,400円
D C以外の神奈川県企業 34,200円
E 神奈川県内在住の方 34,200円
1日受講の場合 20,000円/日


お申込み

申込要項をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。

  • 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りいたします。
  • 募集人員を大幅に超えた応募があった場合は、選考させていただくことがあります。
  • 申込締切後でも、定員に余裕がある場合は申込を受付けられる場合がございますのでお問い合わせ下さい。
【個人情報の利用及び提供の制限】
  • 申込書にご記入いただいた個人情報は、当財団の事業等に関する情報の提供や参加者募集の案内等の範囲内で利用又は提供いたします。
  • 個人情報は、取り扱い目的以外に利用したり第三者に提供することはありません。

ご好評につき定員に達したため、お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。

開催にあたって

塑性加工は、種々の製品製造の根幹を支える基盤技術として広く利用されています。熾烈な国際競争・国内競争に勝ち残るためには、製品寸法や機械的特性に優れた高品位製品の製造が必要であり、そのために新たな塑性加工技術すなわち塑性加工工法や工程の開発が極めて重要な位置を占めています。
塑性加工では、材料の永久変形である塑性変形を利用して、製品の造形が行われます。従って、高品位製品製造のための塑性加工技術の開発には、塑性加工時の材料の永久変形や必要な加工力を見積もるための理論や、材料特性の定量的な把握が、基盤技術としての重要な位置を占めます。本コースでは、塑性力学に始まり、プレス成形・圧延加工・鍛造加工・引抜き加工の理論に至る一連の流れを、体系的に講義いたします。また、材料特性を定量的に把握するための材料試験についても講義を行うとともに、見学をしていただきます。塑性加工技術の開発に携わる技術者各位が塑性加工基盤技術を習得するために、有意義なコースとなるものと確信しております

カリキュラム内容及び日程

講師  東京大学 生産技術研究所  教授 柳本 潤 氏

第1回目  2011年10月24日(月)
時間 演題
10:00~12:00

タイトル オリエンテーション:金属材料の塑性変形と降伏応力

13:00~14:30

タイトル 塑性力学の基礎:応力と釣合い条件

  • では「応力」とはどのような力学的現象として理解され、数式に表すことができるのか?「応力ベクトル」と「応力テンソル」の関係から、1次元、2次元応力状態の表し方、応力テンソルの成分についての釣合い条件など、数式を解きながら解説します。
14:40~16:00

タイトル 塑性力学の基礎2:変形とひずみ

  • 「ひずみ」と変形の関係について、3次元問題に対するひずみ成分のあらわし方を中心に学習します。塑性加工が扱う変形を理解するために必要な、「ひずみ増分」、「ひずみ速度」の定義についても学習します。
16:10~18:00

タイトル 塑性力学の基礎3:降伏条件(前半)

  • 基礎1,2の講義内容をふまえて、実際の塑性加工では「3次元応力状態下」におかれる金属材料が、降伏するか否かの判定条件=「降伏条件」について詳細に解説します。
第2回目  2011年10月25日(火)
時間 演題
10:00~11:30

タイトル 塑性力学の基礎3 降伏条件(後半)

  • 先日の講義に引き続いて、Trescaの降伏条件、von Misesの降伏条件、両者の考え方と適する系などについて検討します。加工状態におかれ、塑性変形が進行しつつある材料における応力とひずみの関係を、構成式の記述から理解します。
11:30~12:30

<研究室見学>高温・高速圧縮試験機による熱間降伏応力の測定

  • 熱間加工時の変形抵抗測定のための高温・高速多段圧縮実験装置を見学します。熱間圧縮実験を実演し、実験結果より降伏応力を逆解析により同定する方法を説明します。
13:30~15:00

タイトル 塑性力学の基礎4 等方性材料の材料構成式

  • さらに3次元応力状態におかれた金属材料の、応力―ひずみ関係式を、等方性材料の場合について、「相当応力」、「相当ひずみ」などの用語とともに理解します。
15:10~17:00

タイトル 鍛造加工・引抜加工・圧延加工の初等理論
      (Karmanの圧延理論)

  • まず、塑性加工の代表的な力学的解析法について解説した後、古典的解析手法である「初等理論」について、鍛造・引抜き・曲げ加工を対象に学習します。初等理論は、比較的単純な変形を伴う加工での応力を見積もる場合や加工法の基本的特性を理解するのに適した手法です。

東京大学 生産技術研究所  教授(工学博士) 柳本 潤 先生企画・編成

主催

財団法人 神奈川科学技術アカデミー

後援・協賛 (依頼予定)

(社)日本塑性加工学会 (社)日本鍛圧機械工業会 (社)日本材料学会 (社)日本建築学会 (社)日本流体力学会 (社)日本原子力学会 (社)日本鉄鋼協会 (社)日本鋳造工学会 (社)日本複合材料学会 (社)日本溶接協会 (社)日本高圧力技術協会 (社)日本応用数理学会 (社)応用物理学会 (社)精密工学会  (社)資源・素材学会 (社)溶接学会 (社)日本鍛造協会 日本シミュレーション学会 日本計算工学会 神奈川県産業技術センター 川崎商工会議所 (財)大田区産業振興協会

開催場所

東京大学生産技術研究所
(東京都目黒区駒場4-6-1)
◆ 京王電鉄井の頭線「駒場東大前」下車
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問い合わせ先
教育情報センター 教育情報グループ
TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097
E-MAIL : ed@newkast.or.jp