東洋医学の叡智とデータサイエンス

化学物質の有害性評価

開講日

2016年4月28日(木)
 13:30~16:50 (開場13:00)

募集定員

お申し込み受付は終了いたしました。
ありがとうございました。

募集対象

医療従事者、および医療産業、漢方、データサイエンス
に関心のある企業・一般の方

開催場所

KSP ホール
(川崎市高津区坂戸3-2-1 かながわサイエンスパーク内)
◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
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受講料

無料 (当日受付にてお支払ください)

セミナー概要

 漢方臨床医、生薬研究者、さらに数学者が一堂に会し、それぞれの立場から診断・治療の実際、ラボとフィールドでの研究活動とレギュラトリーサイエンスの推進、ゲノムビッグデータ時代の医療について解説します。個々人に合った総合的な疾病予防や診断・治療を行う漢方の視点と、最新のデータサイエンスがもたらす知見を得ることで、疾病が診療科ごとに細分化された現代医療を見つめ直す絶好の機会となるでしょう。
 大陸文化が導入された6 世紀に始まり日本独自の形で発達した漢方は、明治以降の西洋化政策により一度は極端に衰退するものの、多くの賢人たちの努力により、今日、完全な復権を来たしています。この歩みは、人類が長い時間をかけ自然界から探り当ててきた天然の薬=生薬の蓄積・発展と常に共にありました。
 実は、いま、医薬品としてだけではなく、食品としても扱われている生薬は、安全性を確保するための手法や技術の開発が不可欠となっています。近年では、医薬系大学等に研究・診療部門が相次いで開設され、科学的研究も盛んになっており、漢方と西洋医学の融合診療が進んでいます。
 一方、この数年で目覚しい進展を遂げているデータサイエンスも、現代医療に新たな光を照らし始めています。日々産生される膨大な量の診療情報やゲノム情報などを、いわゆる「ビッグデータ」として活用し、人類の健康や寿命を著しく改善していくことが期待されています。患者情報のデータマイニング(膨大なデータの集合の中から、知識や法則などを発見する試み)から、漢方における診断治療体系の暗黙知を客観化する取り組みも見逃せません。
 医療従事者や医療産業関係者はもちろん、これから医療産業参入を考えている方、漢方やデータサイエンスに関心のある方の参加をお待ちしています。

平成27年度KAST教育講座

カリキュラム

日 時 講義項目 担当講師名
13:30~14:20
(50分)
■講演1
 漢方専門医は何を診ているのか

      ~ 千年の経験に基づくオーダーメイド医療
 野上達也 氏
  富山大学医学薬学研究部和漢診療学講座助教、同大学附属病院診療講師
14:30~15:20
(50分)
■講演2
 生薬の研究活動とレギュラトリーサイエンス
 伊藤美千穂 氏
  京都大学大学院薬学研究科 薬品資源学分野 准教授
15:30~16:20
(50分)
■講演3
 データサイエンスが導く未来の医療と東洋医学の新展開
 井元 清哉 氏
  東京大学医科学研究所ヘルスインテリジェンスセンター
  健康医療データサイエンス分野 教授
16:20~16:50
(30分)
 質疑応答・総合討論  野上達也 氏、 伊藤美千穂 氏、 井元 清哉 氏

*やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。

※上記に加え、大学病理学研究室・動物実験施設等の見学を2月~3月ごろに予定しています。
コースの選択
第1日は全員で受講します。 第2日~第4日は、1回目と2回目を同じ内容で行います。
第4日受講終了時点の受講者の希望を踏まえ、第5日以降に中級コース、基礎コースに振り分けます。
講義の進め方
1.各臓器の正常肉眼・組織構造及び機能について人体及びラットのモデルを用い概説します。
2.国立医薬品食品衛生研究所 総合評価研究室より公開されている「既存化学物質毒性データベース」より「28日間反復経口投与毒性 試験」「反復投与毒性・生殖毒性併合試験」を例題にして各臓器・病理所見毎に分けて特定標的臓器毒性やそのメカニズム発現を学習し解説します。なお、病理組織学的検査結果も初心者にも分かり易く正常と異常組織写真を対比して説明します。
3.該当化合物につき(独)製品評価技術基盤機構より公開されている、SDS/GHSから「健康に対する有害性」の内「特定標的臓器毒性 (反復暴露)の分類結果・根拠等を抄読して理解します。

お申込みはこちら

申込要項をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。

  • 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りいたします。
  • 募集人員を大幅に超えた応募があった場合は、選考させていただくことがあります。
  • 申込締切後でも、定員に余裕がある場合は申込を受付けられる場合がございますのでお問い合わせ下さい。
【個人情報の利用及び提供の制限】
  • 申込書にご記入いただいた個人情報は、当財団の事業等に関する情報の提供や参加者募集の案内等の範囲内で利用又は提供いたします。
  • 個人情報は、取り扱い目的以外に利用したり第三者に提供することはありません。

お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。

主催

公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー

 本講座は、文部科学省・地域イノベーション戦略支援プログラムの一環として  実施しています

協賛

独立行政法人製品評価技術基盤機構
一般社団法人日本化学工業協会

教育情報センター 教育研修グループ
TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097

E-mail:ed@newkast.or.jp