ペーパーマイクロ分析チップの技術と可能性

開講日

平成30年3月5日(月) 10:15 ~ 17:00

会場

かながわサイエンスパーク(KSP)内 研修室(川崎市高津区坂戸3-2-1)
◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
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◆ JR「新横浜駅」から「溝の口」行き直通バス「高津中学校入口」下車

定員

30名 先着順にて承ります。

このような方にお勧めします
・紙、繊維、ポリマー等を使った新素材開発に携わる方
・センサー、エレクトロニクスデバイスの設計、開発、製造、実装などに携わる方
・印刷関連技術を半導体やMEMSなどの分野に応用したいとお考えの方
・検査・化学分析等の業務に携わる方
・精密微細加工技術に携わる方
・表面処理、塗料などの開発、製造に携わる方
・自社技術をナノテク関連分野に応用したいとお考えの方・・・など

受講料

18,000円(消費税込)

開催にあたって

 名刺や切手ほどの紙一枚に、血液や涙などを数滴たらすだけで、高精度の免疫分析や化学分析ができる-。ろ紙やリトマス試験紙など、化学の分野ではなじみの深い「紙」と、精細な描画も手軽に印刷できるインクジェットプリントや、フォトリソグラフィなどの技術を組み合わせて作る、高性能の「ペーパーマイクロ分析チップ」。「ペーパーレス」の時代、紙と印刷の新しい用途と可能性が広がる技術について解説します。
 マイクロ-TASの研究が国内で本格化してから十数年。ガラスやプラスチックの薄板上に、半導体製造技術を駆使して微細な流路やバルブなどの機能を作り込む方法が主流を占めています。軽量、小型で高速分析ができるチップ。しかし依然として材料、加工に要するコストは高く、医療用検査などに使う場合には、廃棄処理や再利用の問題も残ります。
 どこにでもある材料と簡単な方法を使って、 従来品に優るチップはできないものか?そこで、紙。薄くて軽く、折りたたんだり丸めたり、持ち運びにも便利な素材は、活版印刷に良く似た「型押し」の技術や「切り絵」のような方法で加工ができるので、特殊な設備や装置が要らず、製造プロセスも省エネ、エコ。コスト削減にもつながります。
 本講座では、世界中の研究動向を網羅し、3つの最先端事例を動画や実演を交えご紹介いたします。加工や廃棄も簡単・便利な、ペーパー分析チップの仕組みと作り方を丁寧に解説し、実用化に向けた課題や装置化に必要な技術もお話しします。本当に使えるマイクロ化学チップの技術をお探しの方にも、ぜひお薦めしたい講座です。

講義内容

 

  演題・内容 講 師
10:15- 11:45
(90分)
「ペーパーマイクロ分析チップとは?」高精度化のためのさまざまな作製法、加工技術―紙と印刷、それぞれの特徴を活かす

 
北海道大学 大学院 工学研究院
 教授  渡慶次 学 氏

★プロフィール★
1997年 九州大学大学院修了 工学博士。
(財)神奈川科学技術アカデミーマイクロ化学グループ研究室長、マイクロ化学技研株式会社 代表取締役、名古屋大学 准教授などを経て、現職。
Pioneers in Miniaturisation Plaze (英国王立化学会 Lab on a Chip/Corning Inc.)、 堀場雅夫賞等受賞。

●なぜ紙なのか?
ペーパーマイクロ分析チップ開発の背景
●フォトリソグラフィ、スクリーンプリント、cutting等の手法による作り方
●応用可能性と実用化への課題
医療・環境分野などへの応用、国際競争に勝つための課題

12:45 – 14:15
(90分)
「インクジェットプリント技術と紙で作るマイクロ流体分析デバイス」

 
慶応義塾大学 理工学部
 教授  ダニエル・チッテリオ 氏
 Dr. Daniel Citterio  

★プロフィール★
1998年 スイス連邦工科大学(ETH)大学院薬学系博士課程修了 (Doctor of Natural Science)
慶應義塾大学理工学部訪問研究員、(財)神奈川科学技術アカデミー研究員、スイス連邦工科大学化学センサーセンター上級研究員、民間での特許弁理士などを経て、現職。

●材料作成の仕方、高機能化のための工夫
●インクジェットプリント+紙のメリット、デメリット
●分析、検出方法
●実装、システム化にむけた技術開発と課題
●免疫分析などへの適用事例

14:30 – 16:00
(90分)
「ペーパー分析チップの作成技術とシステム化」

 
東京大学 大学院工学系研究科 国際工学教育推進機構 バイオエンジニアリング専攻(兼務)

教授  三宅 亮 氏
         

★プロフィール★
1985年 大阪大学大学院修了 工学博士。
オランダトゥエンテ大学客員研究員、日立製作所機械研究所(現日立製作所)主管研究員、広島大学教授などを経て、現職。
日本機械学会、電気学会、化学とマイクロ・ナノシステム研究会、流体力学会、臨床検査自動化学会会員。

●紙の性質を活かす
「型押し」による流路形成法
「型」作製と加工条件
●機能と加工法
 ポンプ・バルブはどうする?ー吸引・送液の方法
すき込み・多層化・表面処理等による高機能化
血液検査・免疫分析などへの適用

●実装・システム化にむけた技術開発と課題
プリンター、印刷技術の応用

16:10 – 17:00
(50分)
<実演と質疑応答>  「ペーパーチップを使ってみる」(予定)

∗ やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。

お申し込み・お問い合わせ

 下記申込要項をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。

  • 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りいたします。
  • 申込締切後でも、定員に余裕がある場合は申込を受付けられる場合がございますのでお問い合わせ下さい。
【個人情報の利用及び提供の制限】
  • 申込書にご記入いただいた個人情報は、当所の事業等に関する情報の提供や参加者募集の案内等の範囲内で利用又は提供いたします。
  • 個人情報は、取り扱い目的以外に利用したり第三者に提供することはありません。

 

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企画・主催

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後援・協賛 (一部申請中)

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