「廃炉の途上で」along the way~何を見、何をしてきたか/技術開発のいまとこれから

日時

平成31年3月13日(水)  12:30~17:40 (開場11:45)

定員

100名 先着順にて承ります。

参加費

1,000円

対象

・廃炉関連技術の開発動向に関心をお持ちの方
・自社の技術を新しい分野に応用、展開してみたいとお考えの方
・センサー、エレクトロニクスデバイスの設計、開発、製造、実装などに携わる方
・半導体やMEMSなどの技術をロボット関連分野に応用したいとお考えの方
・検査・化学分析等の業務に携わる方
・表面処理、塗装、切削、研削、溶接などの技術開発や工具等の製造に携わる方
・医療用デバイス等の設計、開発に携わる方・・・・・・・など

会場

かながわサイエンスパーク内 講義室  (川崎市高津区坂戸3-2-1)
◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
 シャトルバス 5 分
>> Mapはこちら

◆ JR 新横浜駅より東急バス(有料)直行「溝の口駅」行き30 分
  「高津中学校入口」下車徒歩3 分
>> アクセスはこちら

開催のご案内

 2011年の東日本大震災から8年が経過しました。生々しい災害の記憶は、現代社会の急速な変転に飲み込まれながら、次第に鮮明さを失っていくことが懸念される一方で、廃炉への長い道のりはようやく緒についたばかりという現実があります。
 本講座では昨年に続き、事故炉の燃料デブリ取り出しに向けた作業プロセスの進捗と、内部調査用ロボットの開発に取り組む過程で見えてきたものなど、試行錯誤を繰り返しながらも、難局を一歩ずつ切り拓こうとしている廃炉の現状と今後の課題について、技術開発の現場を牽引する方々から伺います。
 さらに今回は、被災直後から東京電力HD福島第一原子力発電所の現場復旧を支えてきた方々を講師に迎えました。限られた資源のもとで安全確保と速やかな除染を両立させた非常時下の組織マネジメント、国政に携わる立場から、事故当初より現在にいたるまで福島1Fの復旧推進を現地で支援し続けてきた経過など、自身の体験とともにご紹介いただきます。
 廃炉は、ひとつのゴールでありつつも「後始末」ではなく、国内外の英知と技術を結集し、集中的に取り組むプロセスの中で、画期的な新技術を生み出す可能性も秘めています。現実の課題を解決しながら、過去を振り返り、未来をいかに構想するか。技術も人も、生み育てるのには時間がかかります。廃炉は「人」が継いでいくもの、と多くの関係者が口をそろえて語る理由を、本講座で少しでも感じ取っていただければ幸いです。
 みなさまのご参加をお待ちいたしております。

プログラム

 

講義内容

講師

12:30~12:35

開会挨拶(KISTEC)

地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所
 副理事長
 鈴木 邦雄

12:35~12:50

映像紹介:東京電力HD福島第一原子力発電所のいまを知る    (東京電力ホールディングスご提供)

12:50~13:50

震災直後の現場で何を見、何をしたか
—未曾有の危機に直面した際のマネジメント(仮)
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー プロジェクト計画部
部長代理 兼 カイゼン担当 石川 真澄
 事故当時、福島1Fのトップを補佐する立場として、昼夜を徹し対応に臨んだ日々。平穏だったはずの“職場”が未曾有の危
機にさらされ、激甚な事故現場と化したとき、組織を動かし、統括するために果たした役割とは?稀有な体験を現在あるいは
将来に活かすための取り組みや、次世代人材の育成など、廃炉完遂までの長い道のりに必要な課題を、危機管理の視点を
含めてお話しします。

13:50~14:50

福島第一原子力発電所の「廃炉」の現状
—「見えてきたもの」と取り組むべき課題・続報
国際廃炉研究開発機構(IRID)
開発計画部 部長 奥住 直明
 1F廃炉の最大の課題は溶融した燃料が冷えて固まった燃料デブリの取り出しです。今までに取り組んできた燃料デブりの
所在調査や、必要となる付帯技術の開発状況、継続して実施する内部調査の計画などについてお話したうえで、現在進めて
いるデブリ取り出しに向けた技術開発の状況や今後の課題についてお話しします

15:00~16:00

原子炉格納容器内部調査ロボットはこうして開発した 日立GEニュークリアエナジー株式会社
原子力設計部 主任技師 岡田 聡
 原子炉の保全を目的に開発していた技術を活用し、これまで経験したことがない環境に対応するため、新たに開発した
調査ロボットを用い事故後の原子炉格納容器内部の撮影に初めて成功。技術的に最も重視したことは何か?被ばくによる
ダメージに対する工夫、キーテクノロジーは?難題を乗り越えながら、燃料デブリ取出し完遂を目指す立場から、今後の課題
や必要とされる技術などと併せてご紹介します。

16:05~17:05

廃炉のいまとこれから

経済産業省資源エネルギー庁
廃炉・汚染水対策官 廃炉・汚染水対策担当室現地事務所
参事官 木野 正登

 国政に携わる立場から、廃炉の遂行に向けた短期的・長期的課題についてお話しします。また特に、汚染水処理とその対策
に必要な技術課題を、放射性物質トリチウムの特性などを含めて解説します。最先端の技術を投入して作業が進められる廃
炉の現状とこれからの道のりを、事故当初から現在にいたるまで福島1Fの復旧推進を現地で支援し続けてきた経過をふり返
りつつ、展望します。

17:10~17:40

質疑応答   講師全員(予定)

17:40

閉会

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下記申込要項をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。


*申込締切後でも、定員に余裕がある場合は申込を受付けられる場合がありますのでお問合せください。

【個人情報の利用及び提供の制限】
  • 申込書にご記入いただいた個人情報は、当所の事業等に関する情報の提供や参加者募集の案内等の範囲内で利用又は提供いたします。
  • 個人情報は、取り扱い目的以外に利用したり第三者に提供することはありません。

パンフレットはこちら (PDF 1MB)

企画・主催

地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所

教育情報センター 教育研修グループ
TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097

E-mail:ed@newkast.or.jp

後援

技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(IRID

(株)ケイエスピー(予定)

企画協力

東京電力ホールディングス株式会社

福島第一廃炉推進カンパニー 廃炉コミュニケーションセンター